この記事は以下のような悩みを持つ方にオススメです。
- 介護者の生活に合わせて柔軟に対応してくれる介護施設を探している
- 高齢者の認知症が発達しており、家では動けずに暇そうにしている
- 認知症の進行を予防しながら、仲間の居る温かい空間で生活したい
この記事では、少人数で気兼ねなく温かい空間を過ごせるお泊まりデイサービスの「だんらんの家」について解説します。
サービス内容や利用者の声、申し込み方法に加え、運営者の思いや嬉しかったエピソードまで詳しく紹介しますので、ぜひご覧ください。
どんなサービス?

「だんらんの家」とは、お泊まりデイサービスというコンセプトで運営している地域密着型の介護施設です。
一般的にデイサービスは日帰りで通うことが多いですが、だんらんの家ではショートステイのように泊まることができます。
例えば、冠婚葬祭などで出張する際に、高齢者を預けるご家族がいらっしゃるようです。
もちろん、ショートステイでも短期的に家族を預けることはできますが、手続きが面倒だったり事前に言っておかなければいけなかったりとハードルがあります。
一方で、だんらんの家であれば、普段からデイサービスとして使っているため、急なお泊まりでも安心して預けられる点が非常に好評です。
また、「みんなで過ごす大きな家族」というテーマで運営されているため、本当の家族のように温かく安心できる生活空間になっています。
古民家を使用し定員16名の少人数で運営されていることもあり、一般的な介護施設に比べて温かい雰囲気で過ごせることが特徴です。
お出かけやレクリエーションも充実しており、ファミレスや回転寿司へ外食に行くこともあります。
隣に人が居ても気を使わず、お互いの過ごしたいように過ごせるような安心感のある施設と言えるでしょう。
だんらんの家を選ぶメリット3選

ここから、だんらんの家の魅力を3つご紹介します。
まず、1つ目に利用者の生活に合わせて柔軟に対応している点が魅力的です。
だんらんの家は年中無休で運営しており、徹底して利用者目線でサービスが設計されています。
実際に、利用者と一緒に紅白を見ながら、正月を迎えたこともあるそうです。
柔軟に対応してもらえるため、家族としては介護から離れるレスパイトとして預けたり仕事がある日だけ預けたりと様々な使い方ができます。
デイサービスの利用時間は9:00〜17:00が一般的ですが、だんらんの家の場合は7:30〜19:30まで過ごすことが可能です。
さらに、家族が施設まで迎えに行くのであれば、21:00まで預かってくれます。
そのため、家族から「残業で帰りが遅くなったから、迎えに行くので21時まで延長してもらっていいですか?」という連絡もよくあるそうです。
21:00まで家族の迎えを待つ間に施設でお風呂に入ってパジャマに着替え、「帰ったら寝るだけ」という方もいました。
これほど柔軟に対応してもらえると、家族としてはとても安心です。
次に2つ目の魅力として、高齢者に役割が与えられ、自発的に生活できる点を紹介します。
親が認知症になると、自宅で火を使ったりお皿を洗ったりするのを心配して止める家族は少なくありません。
その点において、だんらんの家では、認知症の高齢者に役割を与えて自分で取り組んでもらっています。
もし何かあってもスタッフが助けてくれるため、家では挑戦できない家事などにも安心して挑戦できるのです。
例えば、皿洗いや洗濯、掃除、配膳などを一緒に行ったり、自分でできる人にはあえて食事介助や入浴介助をしなかったりしています。
介護者はつい全てを介助したくなりますが、だんらんの家ではあえて最低限しか介助しません。
利用者が元気になることを第1の目的として、高齢者に役割を与え、認知症の進行を防いでいるのです。

最後に3つ目は、スタッフが一貫して「利用者の方が本当に求めていることを提供しよう」と考えている点が魅力になります。
社内の研修がしっかり確立されており、「思いやりを持って、想像力を働かせること」というフレーズがよく使われるそうです。
人材不足の介護業界では、生産性の向上を求められる施設が多くあります。
しかし、効率化を追求すると介助が単純作業になってしまう点を懸念しているのです。
だんらんの家のスタッフは、介助を効率化することより「利用者が本当に困っていることは何?」「どうすれば元気になるだろう?」のように根本的な望みを解決するように研修されています。
「介護をしていると、どうしても介護屋さんになりがちだけど、私たちはお役立ちさんになろう!」とよく言われるそうです。
そのため、だんらんの家には、利用者が本当に求めているサービスが何かを考えて動くことができるスタッフが多くいます。
思いやりを持って想像力を膨らませることが、結果として生産性の向上に繋がると信じているのです。
関西テレビの取材による報道実績!
2022年10月から半年間、だんらんの家ではインドネシアの技能実習生2人を受け入れていました。
ちょうどそのときに、関西テレビが取材に来たそうです。
インドネシアの学生はとても真面目に日本の介護を学んでおり、帰国後も感謝のメッセージをくれていました。
技能実習生の受け入れや取材の許可なども含め、施設の寛容さが伝わります。
家族に紹介するほどの満足度評価

だんらんの家では、認知症の方が真の意味で求めていることを考えて日々運営しています。
そのため、ケアマネージャーやスタッフからの紹介が非常に多いのです。
実際に、介護の専門家として様々なサービスを見てきたケアマネージャーが自分の母親に勧める事例があったそうです。
また、他のケアマネージャーの旦那さんが、だんらんの家の求人に応募した事例もあります。
このように、ケアマネージャーに紹介されるほど、評価が高いサービスなのです。
加えて、他のデイサービスに5〜6件も回った結果、施設に入居するのを嫌がっていた方がだんらんの家に定着した事例も多くあります。
スタッフがこまめに説得に行ったり民家型で無理のない範囲で生活できたりする点が効いたそうです。
紹介という点では、ケアマネージャーだけでなく、だんらんの家で働いているスタッフが家族を連れてきて一緒に働く事例もあります。
例えば、親子や兄弟、夫婦で働くなど多くの人が家族に紹介したくなるほど素敵な施設であることが分かりますね。
運営者が嬉しかったエピソード
10年ほど前に、大スターの細川たかしさんを好きなAさん(仮名)という方が、だんらんの家にいらっしゃったそうです。
Aさんが訪れたときには、Youtubeで細川たかしさんの動画を流したりもしていました。
やがてAさんは介護度4になり、自力では歩けず車いすに乗って生活する状態になっていました。
そんなとき、たまたま運営者が「細川たかしさんが近くの舞台に来る」という情報を見つけたそうです。
「これは連れて行くしかない!」と思った運営者は、担当のケアマネージャーやご家族に許可をもらいに行きました。
そして、当日はAさんの友達やスタッフを一緒に連れて送迎したというエピソードがあります。
もちろん、仕事とは、全く別で、個人的にお連れしました。
Aさんとご家族が本当に喜んでくれたことを時々思い出すそうです。
申込方法

ここからは、だんらんの家に申し込む方法について紹介します。
利用までの流れ
利用までの流れは、以下の5ステップです。
- お問い合わせ・ご相談
- 施設のご見学・ご相談
- カンファレンス
- ご契約
- ご入居
だんらんの家のサービスに興味がある方は、以下の電話番号もしくは公式サイトから申し込むことができます。
ご依頼したい内容なども含めて、お気軽にご相談ください。
フリーダイヤル:0120-881-536
料金
料金は、利用時間やサービス内容によって異なります。
9:00〜18:00の間は介護保険内でサービスを受けることが可能です。
基本的な料金としては、延長料金が1時間あたり100円、お泊まり(定員6名)が1,200円、朝食が400円、昼食(イベント・おやつ代含む)が600円、夕食が600円となっています。
運営者の思い

泉州ケアサービスには「我々はコミュニティサービスを通じて地域の方々のもう1人の家族を目指します」という理念があります。
高齢化社会の日本において、現在は厚生労働省や地域の行政が様々な取り組みを進めていますが、まだまだ不十分な点も多いのが現実です。
そのため、運営者は「民間サービスである泉州ケアサービスでしかできない柔軟なケアを提供していきたい」と仰っていました。
今後も認知症の方が増えていく中で、介護保険のサービスだけでは上手く機能しなくなるでしょう。
そんな中で、泉州ケアサービスは民間である特性を活かして、地域を支えていきたいと考えています。
サービスに興味を持った方は、以下の電話番号もしくは公式サイトからお気軽にご相談ください。
フリーダイヤル:0120-881-536