【筋力がない方でも簡単】ベッド介助の負担を軽減する「ベッドdeすっきり」を紹介!

この記事は以下のような悩みを持つ方にオススメです。

  • 病院・介護施設・在宅でベッド介助を行う
  • 筋力が少ないため、ベッド介助をすると負担が大きい
  • 人材不足なのに、ベッド介助にあたって2人以上必要になる

この記事では、1人で簡単にベッド介助をできる福祉用具「ベッドdeすっきり」について紹介します
商品の特徴や使い方、運営者の思いなどを分かりやすく解説しますので、ぜひご覧ください。

目次

どんな商品?

「ベッドdeすっきり」とは、ベッド介助の負担を軽減できる福祉用具です。
介護ベッド上での排泄介助や薬の塗布、上下の移乗を簡単に行うことができます。

「ベッドdeすっきり」はベルトとシートの2種類で構成されており、以下のようなベッド介助の一連の流れをサポートしてくれます。

  1. 利用者を仰向けから横向きへ変換
  2. 側臥位を維持し、清拭・陰洗・薬の塗布
  3. 力をほとんど使わずに利用者を上下に移乗

使い方を詳しく知りたい方は、上記のYoutube動画(約5分)をご覧ください。

筋力のない方がベッド介助をする際、利用者を片手で支えながらの介助は負担が大きいです。
加えて、利用者としても介護ベッドのサイドレールに捕まっておくのは疲れるでしょう。

「ベッドdeすっきり」を使うと、ベルトで利用者の側臥位を維持できるため、介助する側とされる側双方の負担が減るのです。

また、ベッド介助では床ずれ予防として、利用者を定期的に移動させる必要があります。
しかし、寝ている利用者を移動させるのは負担が大きいです。

そのため、寝た状態の利用者を簡単に移動させられるスライディングシートが販売されています。
「ベッドdeすっきり」は一般的なスライディングシートに比べて、さらに負担を軽減できる点が特徴的です。

「ベッドdeすっきり」のシートには、先に紹介したベルトを通すポケットがあります。
ポケットに通したベルトを引っ張り、てこの原理を応用するような形で少ない力で移動させられるのです。

「ベッドdeすっきり」のオススメポイント3選

ここからは「ベッドdeすっきり」が開発時に利用者目線で工夫したポイントを3つご紹介します。

まず1つ目の魅力としては、ベルトの素材によって使いやすさが高められている点です。

「ベッドdeすっきり」のスライディングシートには、ベルトを通すためのポケットがあります。
そのポケットにベルトを通しやすいように、ベルトの先端にプレートが内蔵されているのです。

プレートの素材としては、軽く湾曲させることができるけれど折れない文房具の下敷きのような硬さになっています。
先端にプレートが内蔵されているため、スライディングシートにベルトを通しやすいです。

また、プレートが内蔵されていない部分には、車のシートベルトの素材が使われています。
ベルトが利用者の皮膚に直接触れる際に傷つけないようにするため、シートベルトが用いられているそうです。

シートベルトであるため、持ち運んだり収納したりする場合にクルクルと巻くことができ便利です。
「ベッドdeすっきり」は安全性に配慮するだけでなく、利用者の利便性を高めた商品になっています。

次に2つ目の魅力として、背が低い方でもベッド介助をしやすいように工夫されている点が嬉しいポイントです。

背の低い方がスライディングシートを引っ張ろうとすると、介護ベッドの方へ身を乗り出さねばならず負担がかかってしまいます。
前のめりになりながら手を伸ばしても届かず、シートを引くために利用者を動かすことさえありました。

そのような介護負担を軽減するため、「ベッドdeすっきり」のベルトは長く設計されているのです。
背の高さや腕の長さに関係なく、どなたでも使いやすいように工夫がされています。

最後に3つ目に、様々な利用シーンを想定した上で開発されたスライディングシートが魅力的です。
「ベッドdeすっきり」のシートは、一般的なスライディングシートに比べて幅が狭く生地が厚くなっています。

一般的な幅が広いスライディングシートの場合、介護ベッド上に置かれたリモコンや水などを降ろさなければスライディングシートを使えません。
一方で「ベッドdeすっきり」は、体型を問わず利用者が乗れるギリギリの幅に設計して開発されています。

そのため、ベッド介助で利用者を移動させるにあたって必要な動作が少ないため、時間やストレスを軽減することが可能です。

また、「ベッドdeすっきり」のシートは他に比べて生地が工夫されており、利用者を移動させる際に小さな力で動かせる点も魅力的です。

シートの内側と外側で生地の素材が異なり、移動させる際に使いやすくなっています。

内側の生地は滑りやすい素材になっているため、小さな力で動かすことが可能です。
反対に外側の生地は滑りにくくなっており、移動中に利用者がずれ落ちないという利点があります。

このように「ベッドdeすっきり」は開発段階で様々な利用シーンが想定されているため、どのような方でも使いやすい商品です。

運営者が嬉しかったエピソード

「ベッドdeすっきり」は現役の訪問介護スタッフが介護士としての経験を基に開発した製品です。
ここでは、実際に訪問介護をしている中で運営者が嬉しかったエピソードを1つご紹介します。

食事や会話はできるけれど、足が思うように動かせず身体的な理由で寝たきりになった利用者様を訪問したときのエピソードです。

初めて訪問した際は、利用者様と一緒に住んでいるご家族が介護疲れしており、家族間に少し確執がありました。
介護士が訪問して「何をしましょうか?」と聞いても特に要望を言ってもらえないという状況でした。

しかし、介護士が何度も訪問するうちに、ご家族の休息時間が増えたこともあり、家族同士の会話が増えたそうです。

そして、利用者様も外出意欲が出て、積極的に「ここに行ってみたい」という要望を伝えてくれるようになりました。
例えば、車椅子で美術館に行ったりデパ地下で買い物をしたりしたそうです。

単に介護士として感謝されることにとどまらず、利用者様やご家族が前向きな気持ちになっています。
自然と意見を言い合えるほどに、利用者様やご家族との仲が深まったことを感じられるエピソードですね。

購入方法

購入を検討する方は、「ベッドdeすっきり」を販売する有限会社メットエンタープライズのホームページやAmazonで購入することが可能です。

なお、その他ご不明点などがございましたら、お電話でお気軽にご相談ください。

電話番号:03-6435-5692

よくある質問

スライディングシートを動かすとき、腰に負担がかかるのが不安です。

日本人の平均的な体型に合わせ、最低限の荷重がかかる接地面積にすることで、摩擦抵抗を減らしています。少ない力でも楽に移動させられます。

体型が大きい人に使うことはできますか?

はい、可能です。ベルトの随所に面ファスナーを縫い付けることでサイズ調整ができます。そのため、体格を気にすることなくご使用いただけます。

スライディングシートの耐久性を教えてください。

人の体が触れる外側の部分に防水加工をしており、滑りにくく耐久性の高い素材になっています。

運営者の思い

「ベッドdeすっきり」が開発された背景には、現役介護士としての経験がありました。

ベッド上でおむつを交換している最中、利用者を横に向けるためには介護士が支え続けなければなりません。
利用者は脳卒中などによる片麻痺や認知症を抱えており、自力で横向きの体勢を維持できないのです。

そのため、介護士にとってベッド介助は負担の大きい仕事と言えます。
負担の大きなベッド介助に対して、介護士は片手で支えたり枕を詰めたり2人がかりで対応したりと様々な策を講じてきました。

その結果、負担が大きいにも関わらず、ベッド介助のやり方は根本的に見直されてこなかったのです。
運営者は「ベッドdeすっきり」によって、介護業界全体としてベッド介助の負担が軽減されることを願っています。

「ベッドdeすっきり」を販売する有限会社メットエンタープライズの企業理念は「利用者主体の介護をしたい」というものです。

この企業理念は「介護をする側が負担を我慢することによって、介護を受ける側も我慢しているのではないか?」という思いから生まれました。
そのため、運営者は介護をする側が楽をすることによって、介護を受ける側も楽になるWin-Winの関係を築きたいと考えています。

そのような企業理念から開発された「ベッドdeすっきり」は、介護の丁寧さと迅速さの両立をサポートできる製品です。
介護負担を軽減できる「ベッドdeすっきり」を購入したい方は、販売会社の公式ホームページやAmazonからご覧ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

お電話でのご相談も受け付けていますので、ご不明点やご要望などがあればお気軽にご連絡ください。

電話番号:03-6435-5692

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