「ころやわ」は、以下のような悩みを持つ方にオススメです。
- 転倒時の骨折を防ぎたいけれど、転ばせないことは不可能なのでは?
- センサーや手すりでは不安だし、スポンジマットだと移動が面倒
- 転倒しやすい利用者への駆けつけや見守りが大きな負担になっている
「ころやわ」とは?
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「ころやわ」とは、転倒骨折リスク低減のための“歩ける”緩衝フロア&マットです。
転倒した際に骨折する高齢者は多くいますが、転倒を防ぐことは簡単ではありません。
「ころやわ」は、転んでしまったとしても安全で安心して自由に動けることを目指して開発されました。
センサーや手すりでは転倒をゼロにすることは難しいし、駆けつけ時の負担が大きいという施設もあるでしょう。
そのため、転ばせないための対策だけでなく、転んでも安心できる環境づくりが重要なのです。
画像引用:「ころやわ」特設ページ
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「ころやわ」を販売する株式会社Magic Shieldsは、頭を床にぶつけた際の脳や頭蓋骨の重傷リスクについて調べました。
その結果、一般的なフローリングでは50%だった*重傷リスクが、「ころやわ」では15%まで低減されました。
つまり、保護帽着用時と同程度までリスクを抑えることができたのです。
(*重傷リスクとは、頭蓋骨骨折、硬膜外血腫、硬膜下血腫、くも膜下出血、脳内出血、脳震盪、びまん性軸索損傷などを指します。)
また、名古屋大学工学研究機械システム工学専攻水野研究室にて、立位から転倒した際に大腿骨にかかる荷重について衝撃吸収性が測定されました。
一般的なフローリングが約300kgf、畳が約250kgfであるのに対して、「ころやわ」は150kgfという結果が測定されたのです。
つまり、「ころやわ」は1.2cmの厚さで、4cmの厚さを持つベッドサイドマットとほぼ同程度という安心の衝撃吸収性を見せました。
「ころやわ」の魅力を3つ紹介
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1つ目の魅力は、通常時は硬く凹みにくいため、安定して快適に歩ける点です。
「ころやわ」は転倒時に床面が沈み込んで、大腿骨の骨折リスクを低減します。
しかし、大きな負荷がかかった時だけ潰れる構造を採用しているため、通常時は快適に歩けるのです。
普段は硬いため、車いすや歩行器、杖をついての移動もでき、ポータブルトイレを設置することもできます。
自分で歩くことができると、ADLが拡大したり身体拘束の緩和に繋がったりするでしょう。
2つ目の魅力は、医学×工学の専門家が開発した点です。
「ころやわ」は、幅広いリハビリテーション領域での経験と、自動車工学の技術や衝撃を吸収する構造を追求してきた専門家によって開発されました。
そのため、医療・介護現場の目線で、痒いところに手が届く設計になっています。
「ころやわ」のマットは、端部分がスロープになっており、すり足でもつまずきにくい設計です。
スロープの立ち上がりは1mm、傾斜角も1/24なので、車いすでの移動時にも自走できます。
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3つ目の魅力は、用途に合わせて導入しやすい点です。
「ころやわ」には、広いスペースに対応できる「ころやわフロア」と、ベッドサイドなどへ重点的に対応する「ころやわマット」の2種類があります。
「ころやわフロア」は、オーダーメードで設置範囲を決めることができ、トイレや洗面台下への設置も可能です
大規模な工事も必要ないため、最速半日ほどで施工が完了します。
一方で「ころやわマット」の場合は、3サイズから選べて、丸められるため持ち運びや保管も楽です。
利用したお客様の声
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ベッド上の生活が中心でご自身で起き上がることができない方には通常の緩衝マットを使用し、離床機会が多くADLの拡大を図りたい方には「ころやわ」を使うようにしています。特に、回復期リハビリテーション病棟だと比較的動きが早い方もいて、センサーがなってからの看護師の駆け付けでは間に合わない場合も多いです。そういう方には、「ころやわ」が最適だと思っています。
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歩くのが好き・トイレには一人で行きたいという方が大腿骨を骨折。退院後の生活に備えて「ころやわ」を導入し、ベッドからトイレまで、安全に移動できる環境を整えました。ご入居者様や「母には好きなだけ歩いてほしい」というご家族の気持ちを大事にすることができました。
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転倒が原因で骨折をしたことがきっかけで「ころやわ」に出会いました。先日も大きな音がするほどの転倒がありましたが、骨折はしませんでした。転んでしまう前の対策としての安心感があります。
引用:「ころやわ」特設ページ
料金表
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ころやわマット | Sサイズ | Mサイズ | Lサイズ |
---|---|---|---|
サイズ | 長さ120cm×幅90cm×厚さ1.2cm | 長さ150cm×幅90cm×厚さ1.2cm | 長さ180cm×幅120cm×厚さ1.2cm |
おすすめ | ピンポイントで対策する場合など | コンパクトな4床室など | 広めの4床室など |
販売価格(送料別) | 42,900円 (税込) | 53,900円 (税込) | 64,900円 (税込) |
よくあるご質問
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- 厚さがありますが、床との段差ができてしまうのではないでしょうか?
-
段差を解消するスロープが付属していますので、ご安心ください。
スロープの角度はバリアフリー基準を満たす勾配で、車いすを使った移動ができるようになっています。 - どれくらいの年数使えますか?
-
実用上の耐用年数は10年程度と考えております。
- 介護保険レンタルの対象品ですか?
-
介護保険の福祉用具貸与の13品目には含まれておりません。実費での購入もしくはレンタルになります。
ただ、「床材の変更」として申請いただき、介護保険での住宅改修が適用された実績があります。
引用:「ころやわ」特設ページ
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「ころやわ」を展開する株式会社Magic Shieldsの社長である下村さんには「身近な人を守りたい」という開発のきっかけがありました。
下村さんのおばあ様は、骨折から寝たきりになり、亡くなられたそうです。
そんな人を1人でも多く救いたいという思いから「ころやわ」の開発が始まりました。
下村さんは、あらゆる場所や素材の上で転び、100種類以上の試作品を経て、現在の「ころやわ」に辿り着いたのです。
転んでしまうその前に「ころやわ」を世の中に広めて、誰もが自由に歩いて暮らせるようにしたいという強い思いがあります。
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- 転倒時に骨折するリスクを低減するための、“歩ける”緩衝フロア&マット
- 医学×工学の専門家によって開発された、転んでも安心できる環境
- 用途に合わせて「ころやわフロア」と「ころやわマット」の2種類から選べる