寝たきりの方を安全かつ楽に入浴介助できる介護用入浴機器「ジュスト」

ジュストは、以下のような悩みを持つ方にオススメです。

  • 寝たきりの方の入浴介助の負担が大きいため、簡単にできる方法はないかな?
  • 万が一の落下や溺れなどに備えて、搬送や移乗、入浴介助を安全に行いたい
  • 介助者が無理のない体勢で、入浴者の全身をケアできる入浴機器が欲しい
ジュストとは?

画像引用:「ジュスト」公式ページ

ジュストとは、搬送、移乗、入浴介助を楽にできる介護用入浴機器です。

寝たきりの方の入浴介助では、力が必要で腰に大きな負担がかかることも多いでしょう。

ジュストは、コンパクトな車椅子型とフラットなストレッチャー型に切り替えられます。
そのため、介助者ひとりでも車椅子型にすれば安全に搬送でき、入浴時に浴槽へ移乗する際はリクライニングさせられるのです。

介助者の身体的負担を軽減し、入浴者も寝たままの自然な姿勢で快適に入浴できます。

ジュストの魅力を3つ紹介

1つ目の魅力は、シートから浴槽へ簡単に移動させられる点です。

ジュストには、ストレッチャー内にステップ台を設置したウォークスルー機能があります。
そのため、介助者は無理のない姿勢で担架をスライドさせて、入浴者を簡単に移動させられるのです。

また、浴槽とストレッチャーは接続できるため、小柄な介助者でも浴槽に近づきやすく全身のケアを行えます。
ステップ台のサイズも縦56cm×横80cmと広いため、入浴介助を行いやすい設計です。

2つ目の魅力として、安全性・洗身性の高い担架機能を紹介します。

移動中や入浴中に利用者の体が動くと、落下などの危険につながってしまうかもしれません。
ジュストでは、身体の中心を担架の中央に固定できるポジショナーや身体がズレることを防止するシートリフター機能などがあります。

他にも、サイドフェンスやショルダーサポートが設けられたり、簡単に搬送者の位置を固定できる一括ブレーキ機能など安全性が高いです。
加えて、臀部のマットを左右にスライドすることで、入浴者を抱え込まずとも軽い力で身体を移動させられます。

3つ目の魅力は、安心・快適な入浴を実現できる多彩な機能です。

ジュストは、万が一の火傷や水漏れ、溺れ、停電などに対応した機能があります。
また、誤操作によって担架が脱落することを防止する機能や、入浴者の落下や転倒を防ぐための3段階ロック機能もあるので安心です。

入浴時のシャワー機能としては、肩掛けシャワー・噴流浴・自動かくはん機能の3種類があります。
さらに、衛生管理機能として、浴槽内のお湯を常にクリーンに保つための循環ろ過装置まで内蔵しているのです。

ご利用の流れ

STEP

入浴の利用者の衣類やタオルなどを準備する

STEP

搬送用ストレッチャーで居室まで利用者を迎えに行く

STEP

脱衣室で搬送用ストレッチャーに乗った状態で利用者の上衣や靴下などを脱衣する

STEP

ジュストのストレッチャーに利用者を移動させる

STEP

ジュストのストレッチャー上で利用者の下衣とおむつなどを脱衣する

STEP

ジュストで入浴介助をし、利用者の洗髪と洗身を行う

STEP

利用者の体と足を支えるベルトをつけ、持ち手バーを上げて担架を浴槽にスライドし上昇ボタンを押す

STEP

利用者に応じた時間で入浴していただく(かけ湯やケアを行う)

STEP

利用者が浴槽から出るときは、デジタル表示の下降ボタンを押して担架を浴槽からストレッチャーにスライドし、最後に利用者の全身にシャワーをかける

STEP

おむつとバスタオルを敷いた搬送用ストレッチャーに利用者を移動させる

STEP

入浴を終えた利用者を搬送用ストレッチャーの上で更衣介助する

STEP

搬送用ストレッチャーで居室へ送っていき、次に入浴する利用者を迎えに行く

運営者の想い

ジュストを展開するオージー技研株式会社は1949年に創業し、2019年でウエルネス創造メーカーとして70周年を迎えました。

現在の日本では、「人生100年時代構造」や「誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現」が推進されています。
また、働き改革では「仕事と病気の治療との両立」が掲げられ、治療しながら働ける社会へと向かっているでしょう。

このような社会背景の中で、オージーウエルネスはさらに重要な役割を担い始めているのです。
ジュストが介護者の負担を軽減し、入浴者の安全・快適を追求しているのは、企業としての思いが現れていると言えます。

まとめ
メリット
  • 搬送、移乗、入浴介助を楽にでき、寝たままで快適に入浴できる介護用入浴機器
  • コンパクトな車椅子型と、フラットなストレッチャー型に切り替え可能
  • 安全性や快適な入浴を実現するための、機能が豊富に搭載されている
  • URLをコピーしました!
目次