傾眠(けいみん)

傾眠とは、意識障害のひとつであり、意識低下の初期段階である。

具体的には、周囲からの声掛けなど軽度の刺激で意識を取り戻せる状態。
覚醒した後もすぐに意識が混濁としており、時間や場所が分からなかったり直前の記憶がなかったりする。

高齢者に見られる症状であり、原因としては認知症や内科的疾患の可能性が高い。
傾眠が悪化すると嗜眠や昏眠、昏睡となるため、医師の診断を受ける必要がある。

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