【最新】在宅介護の必需品・便利グッズ(あると便利なもの)をご紹介!

この記事は、以下のような方にオススメです。

  • 家族を自宅で介護することになったが、介護の知識がなく、何から準備すれば良いか分からない
  • 在宅介護が始まるが、自宅が狭いため、本当に必要な介護用品だけを購入したい
  • 要介護者の状態や、自宅の環境に合った介護用品を選ぶ方法が知りたい

「在宅介護が始まるが、何を準備すれば良いか分からない…」
初めての介護であれば特に、このような不安を抱える方も多いでしょう。

在宅介護では、以下のようなグッズを用意していると、とても便利です。

  • シリコンスプーン(口内を傷つけにくい)
  • 食事エプロン(撥水性が高く、拭き取りやすい)
  • 滑り止めマット(お風呂での転倒を予防できる)
  • 杖ホルダー(杖が倒れにくいように固定できる)
  • レッグウォーマー(足元を温めて血行を良くする)
  • お薬カレンダー(飲み間違いや飲み忘れを防ぐ)
  • うがい受け(突然、嘔吐する場合にも役立つ)

介護用品は、要介護者の生活をサポートするだけでなく、介護者の負担軽減のためにも必要不可欠です。
しかし、準備すべき介護用品は、自宅の環境や要介護者の状態によって大きく異なります。

そのため、介護用品の重要性や選び方を理解し、介護者・要介護者に合った介護用品を準備することが大切です。

この記事では、介護用品の選び方や在宅介護の必需品、あると便利なおすすめグッズなどを解説します。
初めての介護でも快適な環境を整えられるようわかりやすく解説しますので、ぜひご覧ください。

目次

介護用品選びのポイント

「在宅介護が始まるけど、どのように介護用品を選べば良いかわからない…」

このように悩む介護者は少なくないでしょう。
介護用品にはさまざまな種類があるため、初めて在宅介護を行う場合は特に不安を感じる方が多いのではないでしょうか?

ここからは、在宅介護における介護用品選びのポイントを具体的に解説していきます。

実際の使用状況をイメージする

介護用品を選ぶ際は、介護者・要介護者の使用状況をイメージすると良いでしょう。

在宅介護と一括りに言っても、部屋の広さや間取りは自宅によって異なります。
事前に設置場所などを考えず準備すると、介護しづらくなったり怪我の原因となったりすることもあるため注意が必要です。

「生活の邪魔にならない大きさか」「どこへ設置すれば動線を確保できるか」などをしっかりとイメージし、介護や日常生活の妨げとならない介護用品を選ぶと良いでしょう。

介護負担を軽減できるものを選ぶ

介護用品選びにおいて、「介護負担を軽減できるかどうか」は非常に重要です。

介護者は、日常生活を維持しながら要介護者の介護を行う必要があるため、精神的にも身体的にも大きな負担がかかります。
そのため、「どのようなことに負担を感じているか」を整理したうえで、より負担を軽減できる介護用品を選ぶのがおすすめです。

また、可能な場合は介護用品のお試しなどを活用し、実際に一定期間利用してみて介護負担軽減に役立つかどうかを判断するのも良いでしょう。

要介護者の身体に合うものを選ぶ

介護用品を選ぶ際は、要介護者の身体に合っているか慎重に確認を行いましょう。

要介護者の身体に合わない介護用品を利用すると、精神的・身体的な負担となったり、怪我の原因となったりする可能性があります。
そのため、複数種類を試して使用感を比較するなどし、要介護者の身体に合った最適な介護用品を選ぶ必要があるのです。

在宅介護の必需品5選

一括りに在宅介護といっても、そろえるべき介護用品は、要介護者の状態や要介護度、住宅の環境などによって異なります。

ここからは、在宅介護で必要とされることが多い以下の介護用品を5つ挙げてご紹介します。

  1. 介護ベッド
  2. 車いす
  3. 歩行器
  4. ポータブルトイレ
  5. 呼び出しベル

介護用品ごとに、必要性や使用する場面などを解説しますので、ぜひご覧ください。

1、介護ベッド

介護ベッドとは、要介護者の起き上がりや立ち上がりの動作を補助するベッドです。
メーカーなどにより形状や機能は異なりますが、中には電動でベッドの高さや角度を変えられるものもあります。

介護ベッドは、一般的なベッドよりも通気性が優れているため湿気がこもりづらく、要介護者の体の清潔保持にもつながる点も特徴です。

要介護者は、介護ベッドを利用することで、体位変換やトイレへの移動を行いやすくなります。
介護者の手を借りず自分の手でできることが増えるため、要介護者の尊厳を守ることにもつながるでしょう。

また、介護ベッドは高さを調整できるため、要介護者の抱き起こしやおむつ交換を行いやすく、介護者の身体的な負担軽減にもつながるのです。

2、車いす

自力での歩行が困難な方や、歩行が不安定な方は、車いすを利用すると良いでしょう。
自宅の廊下や通路の幅が狭い場合は、小回りが利き、操作性の高い車いすがオススメです。

要介護者は、車いすを利用することで転倒を防ぎながらスムーズかつ安全に移動できます。
また、車いすを利用すれば、介護者が要介護者の身体を支える必要がないため、介護者の身体的負担の軽減が可能です。

介護者が車いすを押す動作に負担を感じる場合は、電動車いすを導入すると良いでしょう。

3、歩行器

歩行器は、要介護者が安全に移動できるようサポートする介護用品です。
複数本の柱で支えられているため、杖よりも安定感があります。

歩行が不安定な方や、介護者の補助がないと歩けない方も、歩行器を利用することで移動できる範囲が広がるでしょう。
歩行器を利用すれば安定した姿勢を保ちやすく、歩行中の転倒を防止する効果も期待できます。

また、介護者が要介護者の身体を支える必要がないため、介護者の身体的負担の軽減が可能です。

4、ポータブルトイレ

ポータブルトイレは、部屋に設置できる移動可能なトイレのことです。
部屋に設置すれば、トイレへ移動することなく簡単かつスピーディーに排泄を行えます。

夜間にトイレへ行く回数が多い要介護者も、ベッドの近くにポータブルトイレがあれば、いつでも好きなタイミングですぐに排泄が可能です。

自力で排泄できることにより、要介護者の尊厳を守ることにもつながるでしょう。
また、トイレへの誘導や介助が不要となるため、介護者の身体的負担を軽減したり、睡眠時間を確保しやすくなったりする効果も期待できます。

5、呼び出しベル

呼び出しベルは、要介護者が、離れた場所に居る介護者を呼ぶ際に利用できるアイテムです。
機能は商品によって異なりますが、押しボタン式や通話可能なタイプ、複数箇所に設置できるタイプなどさまざまな種類があります。

要介護者は、介護者の元を訪れたり、大きな声で叫んだりすることなく介護者を呼べるため、寝たきりなどの状態でも簡単に利用できるのが特徴です。

また、呼び出しベルがあれば、介護者は要介護者から離れた場所に居ても、安心して家事などに集中できます。
呼び出しベルの設置は、介護者と要介護者両方の不安や精神的負担を軽減することにつながるでしょう。

在宅介護を快適にする、便利グッズ3選をご紹介

前述の通り、介護用品は、在宅介護において必要不可欠なものです。
しかし、「どのような介護用品があるのか分からない」「何を準備すれば良いか分からない」という方も多いでしょう。

ここからは、在宅介護で利用できる便利な介護用品を3つご紹介します。

  1. 口腔洗浄機「スピットQ1」
  2. 浴槽内昇降機「バスリフト」
  3. アラーム検知装置「アラーム検知之助」

介護者・要介護者に合った介護用品を選び、負担軽減や要介護者の自立支援に役立てましょう。

1、持続的に唾液を吸引する口腔洗浄機「スピットQ1」

嚥下機能が低下して唾液を飲み込めない高齢者には、介護者が定期的に唾液吸引を行う必要があります。
しかし、「1日に何度も唾液吸引が必要で負担を感じている…」という介護者は少なくないでしょう。

スピットQ1は、吸引チューブを口腔内に入れている間、持続的に唾液を吸引します。

24時間の連続運転もでき、介護者の負担軽減が可能です。
また、収集ボトルが1,200mlと大容量であるため、ボトルに溜まった唾液を排出する回数を少なく抑えられます。

さらに、スピットQ1は、静かな運転音も魅力です。
一般的に、要介護者の唾液吸引は夜間も持続的に行う必要がありますが、運転音が大きい機器の場合は睡眠の妨げとなることもあります。

大きな運転音が要介護者・介護者のストレスとなることもあるでしょう。
スピットQ1は、静音構造に設計されており、吸引力を「高」に設定しても運転音が静かであるため、睡眠を妨げたりストレスになったりする心配が少ないのです。

スピットQ1は、「運転音が静かで、持続的に吸引できる唾液吸引器が欲しい」という、お客様の声をきっかけに開発されました。
販売後は、静かな運転音や持続的に唾液を吸引できることが評価され、多くのお客様から喜びの声が寄せられています。

スピットQ1は、まさに、唾液吸引に関する悩みや課題を解決するのに役立つ商品と言えるでしょう。
スピットQ1のより詳しい概要については、こちらの記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。

2、浴槽での立ち座りや出入りをサポートする「バスリフト」

「家族で入浴介助を行いたい」と考えるご家庭は多いでしょう。

しかし、入浴介助は、約20kgのポリタンクを15秒間持ち上げているのと同じ負担がかかると言われています。
そのため、体力面や安全面などを考慮すると、ご家族で入浴介助を行うのは簡単ではありません。

バスリフトは、電動で昇降するシートに要介護者を座らせ、入浴時の立ち座りを補助します。
介護者は、要介護者の体を抱え上げる必要がないため、介助者と要介護者両方の負担を軽減できるのです。

さらに、バスリフトは、工事の必要がありません。
浴槽リムに本体を載せ、ストッパーで浴槽内部を押さえつけるだけで取り付けられるのです。

利用したい時だけ手軽にシートを取り付けられ、取り外しも簡単であるため、家族が入浴する際の邪魔にならない点も大きな魅力と言えるでしょう。

バスリフトを開発・販売するTOTO株式会社は、2017年に創業100周年を迎えました。

現在では、日本を含め、中国大陸・アジア・オセアニア・米州・欧州など、18の国と地域で事業を展開しています。(2022年4月現在)
TOTO株式会社の水まわり製品は、世界各地の著名ホテルでも多く採用され、世界中から高い評価を受けているのです。

バスリフトの利用者からは、「訪問入浴介護などを利用せず、家族だけで入浴介助できるようになった」など喜びの声が寄せられていると言います。

バスリフトは、「入浴介助はできるだけ家族で行いたい」と考えるご家庭にぴったりの製品なのです。
バスリフトのより詳しい概要については、こちらの記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。

3、医療機器のアラームをスマートフォンに通知する検知装置「アラーム検知之助」

「医療機器のアラームを聞き逃さないか心配…」
在宅介護を行うご家庭では、このような不安を抱える方も多いでしょう。

アラーム検知之助とは、医療機器のアラーム発生をスマートフォンに通知する装置です。

大がかりな工事は不要で、検知したい医療機器に両面テープで固定するだけで設置が完了します。
アラーム検知之助を利用すれば、離れた場所にいてもアラームに気づけるため、介護者は安心してトイレやお風呂へ行ったり家事に集中したりでき、精神的負担を軽減できるのです。

また、アラーム検知之助の通知は、複数人で受信できます。
家族やケアマネージャー、主治医などで通知を共有することにより、在宅介護の孤独感をやわらげ、精神的負担の軽減も期待できるでしょう。

アラーム検知之助は、「第12回メディカルクリエーションふくしま大賞」で特別賞を受賞した実績があります。
新しいことに挑戦する企業の姿勢や、製品の利便性が高く評価された結果の受賞です。

アラーム検知之助の利用者からは、「安心して仕事をできるようになった」などの声も寄せられており、在宅介護と日常生活の両立を手助けする商品であることがわかるでしょう。

アラーム検知之助のより詳しい概要については、こちらの記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。

ラクカイゴで在宅介護の環境を整えよう

この記事では、在宅介護の必需品や介護用品選びのポイント、あると便利なおすすめグッズなどについて解説しました。

初めての在宅介護では、「何から準備すれば良いか分からない」と悩む方が多いでしょう。
必要な介護用品は、自宅の環境や要介護者の状態などによって異なります。

しかし、あらかじめ在宅介護の必需品や選び方、便利グッズなどを知っておくことで、いざという時にも焦らず介護用品の準備を行うことが可能です。

ラクカイゴのWebサイトでは、在宅介護で役立つ商品やサービスについて詳しく紹介しています。
以下の公式ページから、介護に関する悩みを選んで、あなたに合った商品を探してみてください。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

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