【コンパクト】世界最小クラス車いす「スワニーミニ」を紹介!

この記事は以下のような方にオススメです。

  • 車いすに乗りながらアクティブに動き、自立したい
  • マンション廊下やエレベーターなど狭い場所でも車いすを使いたい
  • 病院や介護施設などで収納する際にコンパクトに整理したい

この記事では、車いすを使う人のニーズを的確に捉えた「スワニーミニ」を紹介します。

商品の特徴や誕生秘話、運営者が印象に残っているエピソードなどについて解説しますので、ぜひご覧ください。

目次

どんな商品?

株式会社スワニーは、創業当初から主にグローブ事業を運営している企業です。
しかし、2代前の社長である三好鋭郎さんが小児麻痺で経験した不便さを解消するという思いからスワニーミニという車いすが誕生しました。

三好さんの強い思いから誕生したスワニーミニは、右肩上がりで販売台数を伸ばしています。
2014年7月から販売を開始し、2023年10月時点では累計6,000〜7,000台が売れているそうです。

スワニーミニの最も大きな特徴としては、商品名にもあるように世界最小クラスでコンパクトという点です。
室内でも使いやすく、廊下を難なく通れたり洗面台に近づいたりすることができます。

一般的な車いすの場合は前方に足置きがあるため、トイレの便座や食卓に並ぶ料理などに近づくことは困難です。
対策として、多くの車いすメーカーは、足置きを付けたり外したりできる設計にしています。

しかし、足置きを取り付けるのが面倒だと感じたり、外したまま忘れてしまったりする方は少なくありません。
そこでスワニーミニでは、足置きを折りたたんで収納できる仕組みを採用しました。

例えば麻痺した右足は足置きに、左足の足置きは折りたたむようにすると、元気な左足のリハビリにも繋がります。
車いすを使用する中での悩みを利用者目線で考えられる三好さんだからこそ実用性を追求した開発ができているのでしょう。

コンパクトで小回りが利くため、既に車いすを持っていても室内用としてスワニーミニを購入する方が多くいらっしゃるそうです。
外で使用した車いすのタイヤを拭く手間が省けるため、負担を減らすことができます。

車いすを使う人の不都合を無くしたいという強い思いから誕生したスワニーミニは、高齢化が深刻化する介護業界において希少価値の高い商品です。
次の章では、スワニーミニの魅力について詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。

スワニーミニの魅力3選

ここからは、スワニーミニの魅力を3つご紹介します。

まず1つ目の魅力は、スワニーミニの開発に携わっている方々が車いすに乗っている方のニーズを正確に捉えていることです。

三好さんだけでなく、スワニーミニの改良に携わるスタッフも車いすに乗った経験があります。
そのため、車いすに乗った方でしか気づけない細かなニーズを拡充したり不要な部分を取り除いたりすることができるのです。

具体的な機能の一例としては、車いすの側面にスマートフォンや車のカギを入れるポケットが付いています。
なお、ポケットは着脱可能で、必要に応じて取り外せるため便利です。

一般的な車いすでは後ろにポケットが付いていますが、車いすに乗る人からすると後ろにある物は取りにくいのです。
スワニーミニでは側面にポケットを付けたことで、車いすに乗りながら簡単に物を取り出せるようになりました。

また、車いすに乗る人が自走する際に、ハンドリムという部分を手で漕いでいる姿を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
一般的に金属製であることが多いハンドリムですが、スワニーミニでは樹脂製波状にすることで滑りにくく、かつ手の冷えを抑えているのです。

さらに、スワニーミニのタイヤはチューブ式ではなく、ノーパンクの素材が標準になっています。
理由は、障害を持っていると特に大変なタイヤへの空気入れ作業を無くすためです。

実際に車いすに乗った経験のあるスタッフだからこそ、これほど利用者のニーズを捉えた商品開発ができていると言えるでしょう。
加えて、利用者からの声やお便りを参考にして、販売開始から3回もアップデートしているそうです。

旅行など車いすでの生活を楽しみたい方に向けて、おしゃれな色のデザインが揃えられています。
これまでの常識に縛られずに、細かなニーズを反映しながら利便性を追求している点が魅力的です。

次に2つ目の魅力として、車いすに乗りながら行動できる場所が広がる点を紹介します。

スワニーミニは市販品に比べて半分の体積となっており、世界最小クラスのコンパクトさです。
幅は市販品より6cmも狭くなっており、マンションの廊下やエレベーターも楽に通れます。

一般的な車いすの幅では駅の改札を通ることができず、駅員の案内が必要です。
スワニーミニの場合は、駅の改札も通過できるため日常生活で移動しやすくなる点が特徴です。

そのため、自立してリハビリも兼ねて動きたいという方にピッタリの車いすと言えるでしょう。

また、コンパクトであることは乗る人だけのメリットではありません。
病院や介護施設などで介助する人の負担を減らすことにも繋がります。

つまり、スワニーミニは収納場所を圧迫せず、使い勝手の良い車いすなのです。

最後に3つ目の魅力として、コンパクトに収納でき、軽量であるため、様々な場所に持ち運べる点を紹介します。

実際にタクシーのトランクに平面で置くと、4台も収納できるほどのコンパクトさです。
上記画像にもあるように、スワニーミニを収納することで簡単に持ち運ぶことができます。

重さとしては、12.5kgとなっており、市販品と比べて軽いです。
そのため、介護職員の女性であっても持ち運びやすい車いすと言えるでしょう。

スワニーミニの他にも持ち運ぶことができる車いすとして、ベビーカーのようにクシャッと折りたためる製品があります。
しかし、収納に特化したあまり、車いすとしての安定性が低く、乗る人が不安に感じる点が課題でした。

スワニーミニは実際に乗る人の目線で開発されているため、収納できる上に安定性も高い点が魅力的です。

香川県庁から購入された実績!

スワニーミニには、車いすに乗った経験があるスタッフの目線で独自の機能が盛り込まれています。

中でも特徴的な、足置きを内側に折りたたむ機能や側面に取り付けるポケットの2つは特許を取得しているそうです。
特許を取得できていることからも新しい開発を行い、その効果が信頼されていることが分かります。

また、来客者用として使用するために、県庁から数台購入された実績があります。

瀬戸内国際芸術祭は香川県全体で開催される大規模な祭りであり、持ち運びやすさが評価されたのでしょう。
サンメッセ香川という公共施設は、コンパクトに収納できる利点からスワニーミニを3台購入しています。

このように、様々な場所で導入されている事例からも、信頼度の高さが分かります。
スワニーミニはコンパクトに収納できるため、収容場所に限りがある施設でも導入しやすい点が魅力的です。

スワニーミニを通じて感動が生まれたエピソード

ここでは、スワニーミニを開発・販売するスタッフが感動したエピソードを紹介します。

8人乗りの車で家族旅行を企画している家族がいました。
車にはピッタリ8人が乗れるのですが、おばあさんの車いすを置けるスペースは残っていませんでした。

しかし、家族は「おばあさん1人だけを放って旅行に行くことはできない」と、コンパクトな車いすを探してスワニーミニに辿り着きました。
そして、旅行に行く家族8人で車に乗って、スワニーミニを販売する本社まで県外から来たそうです。

8人乗りの車に8人ピッタリで乗ると、後ろにある荷台のスペースは非常に狭くなります。
本社に到着した家族は「荷台にスワニーミニが乗るのであれば買います」と宣言しました。

他の車いすを荷台に乗せられなかった家族は、なんとしても8人で旅行に行きたかったのでしょう。
実際に、スワニーミニを社内から車まで運んで荷台に乗せてみたところ、なんと乗ったのです。

狭い荷台にスワニーミニを乗せられたことを家族はとても喜び、その場で購入を即決しました。
後日、家族から「初めて家族旅行ができました。本当にありがとうございました。」という感謝の手紙が届いたそうです。

このように、制約で諦めかけている願いを叶えられるのは非常に有意義な商品と言えます。
スワニーミニを通じて家族全員での旅行を実現できたことは、スタッフにとって印象に残っているエピソードです。

申込方法

スワニーミニに興味を持った方は、3日間無料でお試しすることができます。
実際の生活環境で使えるかを購入前に確かめることができますので、ぜひ以下の公式オンラインショップからお問い合わせください。

3日間試乗する際の送料は往復無料で対応しているそうです。
お客様のご自宅や介護施設まで郵便局の配達員がお届けし、返却時には指定の日時に運送業者が引き取りに行きます。

半身麻痺など自分の病状に合うかどうかを確認し、問題がないことを納得してから購入できるのは安心です。
そのため、購入後の返品はほとんど無く、購入する前と後でのギャップが少ないことが分かります。

さらに、1台1台検品してから出荷するほど品質にこだわる徹底ぶりです。
開発だけでなく、販売でも利用者目線が徹底されているため、まずは無料体験からぜひお試しください。

利用したお客様の声

実際に、スワニーミニを利用した方の反応を3つご紹介します。

自宅の廊下の幅が狭いため住宅改修を考えていましたが、スワニーミニに出会ってリフォームせずに済みました。

実際に乗ってみて、⾜置きの跳ね上げ構造がとても良かったです。⾛⾏性としても段差をスムーズに乗り越えられたり屋外の道でも乗り⼼地が安定していたりして良かったです。

軽くて小型なので、軽⾃動⾞のトランクに⼥性1⼈でも積み下ろしができ、幅も取らないので、後部座席にも⼈が乗れました。デザインも素敵でした。

車いすに乗った経験を基に開発しているため、車いすに乗る人から特に好評です。
加えて、介護する側の人からしても簡単に持ち運べたり、小回りが利くため狭いところを移動したりするのに便利だという声がありました。

よくある質問

サイズについて教えてください。

スワニーミニは畳んだ時で、全幅が22.0cm、高さが65.0cm、長さが69.0cmとなっています。生活環境での使用感については無料で体験していただけますので、お気軽にお申し込みください。

車に乗せることはできますか?

はい、可能です。普通自動車の後部座席であれば、足元に縦向きで乗せることができます。タクシーのトランクには、横向きで4台乗せた事例もあります。

壊れた場合の修理やメンテナンスはしていただけるのでしょうか?

はい、可能です。基本点検から各部品の修理まで細かく承っております。

運営者の強い思い

スワニーミニを開発した三好さんは、小児麻痺の後遺症によって車いすでの不自由な生活を余儀なくされた経験があります。
自身が感じた不便さを解消できる車いすが無かったため、三好さんが自らスワニーミニの開発に乗り出しました。

開発当初、車いすを開発するノウハウは社内に無く、先行して大手企業が存在したため不安も大きかったそうです。
そのような状況下でも、三好さんは「自分と同じように不便さを解消したいと感じている人が世の中にいるはずだ」と確信して開発を進めました。

車いすで困った経験があるからこそ分かるニーズを信じて販売した結果、やはり車いすにコンパクトさを求めている人は多くいたのです。
そして販売台数が順調に伸びているため、今後は日本全国だけでなく世界中にも届けたいと運営者は話します。

高齢化社会において、車いすの需要が高まる中で既存製品では汲みきれなかったニーズに着目している点は非常に特徴的です。

10年にも及ぶ試行錯誤の末、乗る人や介護する人が使いやすく、高機能な心地よさを実現しました。
実際に、家庭内や⼩旅⾏、お出かけなどご利⽤者様の⽇常に寄り添っています。

開発者の強い思いが詰まったスワニーミニについてさらに詳しく知りたい方は、以下の公式ページから紹介動画をご覧ください。
往復送料無料で3日間の試乗体験ができるため、スワニーミニの使いやすさをぜひ実感してみてはいかがでしょうか?

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