【誤嚥性肺炎をゼロに】正しい口腔ケアの導入を支援する「ゼロプロ」

ゼロプロは、以下のような悩みを持つ方にオススメです。

  • 入所者が誤嚥性肺炎になり、口腔ケアのやり方が合っているか分からない
  • 口腔ケアのやり方を統一できておらず、歯科衛生士に任せてしまっている
  • 職員に口腔ケアのやり方を定着させるため、導入後に伴走支援してほしい

ゼロプロとは?

ゼロプロとは、介護現場に正しい口腔ケアを届け、誤嚥性肺炎をゼロにすることを目指すプロジェクトです。

嚥下機能の低下などによって、誤嚥性肺炎で苦しむ高齢者は少なくありません。
しかし、介護現場で口腔ケアを行おうと思っても、専門的な知識や技術が必要でした。

ゼロプロを運営する株式会社クロスケアデンタルは、口腔ケアの定義・手法の確立から行いました。
そして、ゼロプロを提供するだけでなく、定期的なセミナーや技術指導も合わせて行っています。

ゼロプロ導入による実際の成果

とある特別養護老人ホームの例では、ゼロプロによって1年間の延べ入院日数が大幅に減りました。
ゼロプロを導入する前は1,248日だったのに対して、導入後は457日となり64%も減った実績があります。

また、入院による損失額を導入前後で比較した際にも、特別養護老人ホームとして収入が上がる結果となりました。
ゼロプロ導入前の入院日数が多い場合では1,747万円の損失でしたが、導入後は639.8万円の損失に抑えることができています。

2023年時点でゼロプロに参加した施設は100施設を超えており、注目度が高まっていると言えるでしょう。

ゼロプロの魅力を3つ紹介

1つ目の魅力は、どなたでも再現性が高く実践できる点です。

「口腔ケアって、歯科関係者じゃないとできないんじゃない?」と思われる方もいるかもしれません。
ゼロプロ式口腔ケアでは、手順や施設での取り組み方法が確立されているため、誰が担当しても差が出にくいのです。

実際に、週2回、たったの5〜10分で結果を出すことができるため、忙しい介護現場でも少ない負担で継続的に実践できます。
主に、ブラッシングとリハビリによって、誤嚥性肺炎のリスクを軽減可能です。

2つ目の魅力として、手厚いサポート内容を紹介します。

ゼロプロでは導入後の支援として、職員向けのセミナーをオンラインで定期的に開催しているのです。
他にも、歯科医師や歯科衛生士などが、定期的に入居者の口腔機能評価を行います。

また、システムやデータを基にしてフィードバックが行われるため、成長のサイクルを回しやすいです。
加えて、実技確認テストもオンラインで行っており、職員への定着・技術の改善にも繋がります。

3つ目の魅力は、経営の改善にインパクトがあることです。

誤嚥性肺炎に対して「何もしてあげられていない」と悩む介護職員は少なくありません。
ゼロプロを通じて口腔ケアの専門スキルを身につけると、やりがいや負担軽減につながるでしょう。

介護施設にとっても、職員の負担が軽減し、離職率が低下することは嬉しいです。
結果として入所者の入院日数を減らせると、収入が増加するため経営状況の改善にもつながります。

ゼロプロに参加した施設様の声

それまでも、口腔ケアが大切であるということはわかっていました。知識として持っているだけではなく実際に取り組んでみて、入院日数の減少などにより実感を持てたことも定着につながったのではないでしょうか。
介護報酬の改定があったり、重度化の防止や自立支援介護の推進という世の中の流れがあったりすることにより、全身状態を良くすることが重要視されています。その一翼を担うであろう口腔ケアが強みになるように、今後も継続していく必要があると考えています。

実践してみて、誤嚥性肺炎が少なくなりましたね。OHATという口腔環境の評価指標を取り入れているのですが、点数の変化により、頑張っているユニットはとくに、良くなっていることを実感できているようです。以前よりも職員が入居者様の口の中の状態を把握しやすくなっているのは大きな変化だと思います。入居者様自身の「口の中がすっきりした」などの声が、職員のモチベーションに繋がっている感覚もありますね。

徹底して取り組んだ結果、口臭が改善されたり食事がしっかりとれるようになったりしたんです。口腔内の異常に気が付くのも早くなりましたね。それまでは「なぜこの方は食事がとれていないのか」理由が曖昧なこともあったのですが、今では「ここに口内炎があったから食事が難しかったんだ」と気付くことができます。スタッフの口腔ケアに対する意識が高まったと感じています。食事がしっかりとれるようになると生活の質の向上につながるので、これからも継続していきたいですね。

ゼロプロ導入の流れ

STEP
1ヶ月目

ご契約を締結して、システム設定などの準備を行います。

STEP
2ヶ月目

講義・実習を通じて、コアスタッフへのセミナーを行います。

STEP
3ヶ月目

講義・実習を通じて、スタッフへセミナーを行います。
また、初回の口腔機能評価を実施します。

STEP
4ヶ月目

口腔ケアの物品をご購入いただき、週2回の口腔ケアを本格的にスタートします。

STEP
5ヶ月目

口腔ケアの導入期として、講義・実習を組み合わせながら定着を目指します。

STEP
6ヶ月目〜

口腔ケアの定着期として、実施状況を報告したり2回目の口腔機能評価を行ったりします。

STEP
翌年度

2年目セミナーとして、講義・実習などを行います。
また、状況に応じたフォローアップ研修や、四半期に一度の口腔機能評価を継続的に実施します。

料金表

初期導入費用
導入手数料無料
資材購入費口腔ケア資材については、当社指定品(スタートセット)をご購入頂きます。
スタートセットご利用者さまお一人につき施設様向け標準価格¥2,900(税別)
※歯ブラシ、歯磨き粉、舌クリーナー、マッサージジェル(各1本ずつ)、スポンジブラシ×10 本付のセット
月額サポート費用
スタンダードプラン月額10万円〜(税別)
※上記は定員70名の施設を基準に算出しています。実際の料金は施設規模により異なります。
※ご契約は年間契約とさせて頂いております。
※施設様のご状況に合わせて複数のプランがございますので、詳しくはお問合せください。

引用:「ゼロプロ」公式ページ

運営者の想い

ゼロプロを展開する株式会社クロスケアデンタルは「介護現場に新しいものを掛け合わせて、新たなソリューションを生み出していきたい」と考えています。

代表の瀧内さんは、もともと歯科医師として大学病院に籍を置き、高齢者歯科で診療を、そして口腔ケアに関する研究を行ってきました。
そこから、歯科医師として介護の力になることを決めた瀧内さんは「介護現場のための口腔ケア」を作り上げ、導入・定着に取り組んできたのです。

ゼロプロを通じて、誤嚥性肺炎だけでなく、あらゆる疾患を減らし、多くの命を守りたいと瀧内さんは言います。
そうして、介護職員や歯科衛生士の地位向上、介護施設の収入増加、医療費の削減を目指しているのです。

まとめ
メリット
  • 介護現場に正しい口腔ケアを届け、誤嚥性肺炎をゼロにすることを目指す
  • 導入後の支援が手厚く、週2回、たったの5〜10分で誰でも実践できる口腔ケア
  • 職員の負担軽減・離職率低下や、入院日数の減少など経営の改善にもつながる
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