高齢者とデジタルを繋げるWEBサイト「デジタルわかる化研究所」

デジタルわかる化研究所とは?

デジタルわかる化研究所とは、デジタルデバイドという社会問題を解消することを目的に設立された団体です。
WEBサイトやSNSを通じて関連情報・活動を発信しています。

デジタルツールが生活の一部となった現代では、インターネットを使えるかどうかで、受け取れる情報量が大きく異なります。
「お得な情報が手に入らない」といった生活上の不便だけでなく、社会福祉や緊急ニュースなどの重要な情報においても格差が生じるのです。

デジタルわかる化研究所では、情報格差を少しでも無くせるよう、研究や情報発信をしています。

苦手な原因がわかる「デジタルデバイド原因マップ」

インターネットを使えるかどうかで生じる情報格差を「デジタルデバイド」と呼びます。
この問題は社会課題になっており、国や自治体が解消に向け、さまざまな取り組みを行っている状況です。

しかし、「高齢の親がスマホを使いたがらない」と悩んでいる方も多いでしょう。

デジタルわかる化研究所では、様ざまな取材や調査をもとに、高齢者がつまずきやすいポイントをまとめた「デジタルデバイド原因マップ」を公開しています。
原因を理解し解消することで、デジタルに対する苦手意識の克服が期待できるでしょう。

「デジタルデバイド原因マップ」について詳しく紹介したページはこちらからご覧いただけます。

ここからは、デジタルわかる化研究所が開発した2つの商品について紹介します。

スマホ操作の説明スタンプは、以下のような悩みを持つ方にオススメです。

  • 離れて住む高齢のご家族に、スマートフォンの操作をわかりやすく説明したい方
  • スマートフォンの操作について、何度も同じことを質問され困っている方
  • 「スワイプ」や「タップ」といった用語の説明に苦労している方

スマホ操作の説明スタンプとは?

スマホ操作の説明スタンプとは、スワイプやタップといったスマートフォンの基本操作を、わかりやすく表現したLINEスタンプです。

離れて暮らす高齢のご家族から「写真を大きくするには?」と質問され、困ったことはありませんか?
直接教えることができれば簡単ですが、電話や文字で伝えるのは難しく、悩まれることも多いでしょう。

スマホ操作の説明スタンプを使えば、動くアニメーションによって基本操作を簡単に説明できます。
教える側はスタンプを送るだけで済むため、手間やストレスを省ける点も魅力です。

ビデオ通話招待状は、以下のような悩みを持つ方にオススメです。

  • 高齢のご家族と、LINEでビデオ通話を始めるきっかけを作りたい方
  • 高齢者に、ビデオ通話のやり方を簡単に説明できるアイテムを探している方
  • 誕生日や家族のイベントで、遠方に住むご家族をビデオ通話で招待したい方

ビデオ通話招待状とは?

ビデオ通話招待状とは、スマートフォンの操作に慣れていない高齢の方を、LINEのビデオ通話にお誘いできる招待状です。

ビデオ通話であれば、高齢のご家族と会話できるだけでなく、笑顔や久しぶりの姿も届けられるでしょう。
しかし、離れて暮らす場合「ビデオ通話の手順を説明するのが難しい」といった悩みもよく聞かれます。

ビデオ通話招待状は、写真とシンプルな説明だけで、LINEビデオ通話の始め方をわかりやすく案内します。
メッセージを書くスペースもあるため、誕生日や家族のイベントなどに招待するのもよいでしょう。

Webサイト運営者の想い

日本で「デジタルデバイド」という言葉が広まったのは、2000年頃からです。
急速なデジタル化が進む中で生まれた情報格差は、今後も広がり続けるでしょう。

デジタルわかる化研究所の運営者は「わかる人だけが得をして、わからない人が取り残される社会であってはならない」と考えています。
デジタルが生活の一部となったこの社会で、誰もが同じように恩恵を受けられる未来を目指し、このWEBサイトが誕生したのです。

今後は「高齢の親がスマホを使ってくれなくて困っている」と悩む方や、「情報格差があると何が問題なの?」とデジタルデバイドに関心を持つ方が、最初にたどりつくWEBサイトに成長させたいと意気込みを語ります。

手間暇かけて実地調査を行うワケ

デジタルわかる化研究所では、企画や調査などでリサーチをする際は、可能な限り実地調査を行っています。

これは、インターネットなどを使ったWEB調査では、スマートフォンなどの扱いに慣れていない方の声を拾いにくいと考えているためです。
また、顔をあわせて会話することで、本人も気が付いていないような悩みや問題点が見えてくることも珍しくありません。

デジタルわかる化研究所では「困っている人たちのリアルな声を聞きたい」という思いを胸に、街へ繰り出して直接話を聞きに行く実地調査を積極的に続けています。

運営者が嬉しかったエピソード

あるとき、競輪場に足を運ぶ高齢者の方々に、アプリを使って競輪を楽しんでもらおうという取り組みがありました。

「アプリに興味はあった」という声もあり、簡単なサポートで使いこなせるようになる方も多かったそうです。
嬉しそうにアプリに触れる姿を見て、「デジタルデバイドを解消し、生活を豊かにするお手伝いができたことに喜びを感じた」と運営者は言います。

デジタルわかる化研究所の取り組みは、非常に社会的な意義のある活動です。
運営者は「受けられるべき恩恵を受けていない方がいる。その手助けに貢献できていることを誇りに感じる」と語りました。

まとめ
メリット
  • 高齢者やその周辺の方々がデジタルデバイドに関する理解を深めて苦手意識をなくすWEBサイト
  • スマートフォンの用語やビデオ通話のやり方を簡単に説明でき、教える手間やストレスを軽減する
  • 高齢者がインターネットを使えるようになることで、情報格差をなくし、日々の生活を豊かにできる
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