【24時間安心】定期巡回・随時対応型訪問介護看護とは?サービス内容や対象者、費用をわかりやすく紹介!

この記事で解決できるお悩み

  • 定期的に見守りをしたり、必要なタイミングで介護を受けたい
  • 定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスの内容とは?
  • どのようにしたら利用できる?事業所の選び方は?

この記事では、定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスについて紹介しています。

要介護度が高い方や独居する方、認知症の方に特におすすめのサービスとなっていますので、ぜひご覧ください。

目次

定期巡回・随時対応型訪問介護看護とは?

定期巡回・随時対応型訪問介護看護では、24時間365日いつでも必要に応じて、サービスを受けられます。

定期的に巡回したり通報へ随時対応してくれたりと、要介護度が高い方や独居する方が安心して利用できるサービスです。

また、訪問にあたっては介護職員だけでなく看護職員も連携しているため、介護と看護の一体的な支援が受けられます。

具体的な支援内容は、食事や入浴、排せつ、などの介助、日常生活上の緊急時への対応です。また、心身機能の維持回復を目指すなど療養生活の支援も行います。

対象者・利用条件

定期巡回・随時対応型訪問介護看護の対象者は要介護1〜5の認定を受けた方です。
要支援1・2の人は利用できないため注意しましょう。

なお、事業所と同じ地域に住民票があることも利用条件となります。

費用

定期巡回・随時対応型訪問介護看護では、訪問看護サービスの有無によって料金が異なります。

目安の料金を表にしているため、ぜひ参考にしてください。(1割負担)

介護度訪問看護サービス有訪問看護サービス無
要介護18,267円5,666円
要介護212,915円10,114円
要介護319,714円16,793円
要介護424,302円21,242円
要介護529,441円25,690円
参考:厚生労働省による「定期巡回・随時対応型訪問介護看護

サービス内容

定期巡回・随時対応型訪問介護看護では、日中・夜間を通してサービスを受けたり訪問介護と訪問看護を一体的に受けたりすることができます。

以下の4種類のサービスを組み合わせて受けることが可能です。

  1. 定期巡回サービス(定期的な訪問介護サービス)
  2. 随時対応サービス(24時間連絡対応サービス)
  3. 随時訪問サービス(緊急時や必要時に対応する訪問介護サービス)
  4. 訪問看護サービス(定期的な訪問看護サービス)

ここから、サービスの具体的な内容についてそれぞれ紹介していきます。

1、定期巡回サービス

定期巡回サービスでは、訪問介護員等が利用者の自宅を計画に基づき巡回します。

具体的なサービス内容としては、食事や入浴、排せつなどの日常生活支援を利用者の心身状態に合わせて行うという訪問介護です。

また、健康チェック、安否確認や見守りなども行っており、状況に合わせてサービスの提供時間等を柔軟に対応します。

2、随時対応サービス

随時対応サービスは、利用者や家族からの通報をオペレーターが受け、利用者の状態に合わせてヘルパー等による訪問の必要性を判断します。

契約時に渡される電話で連絡することで、24時間いつでも利用者の状況に適したサービスを手配してくれるサービスです。

オペレーターの職種としては、看護師や社会福祉士、介護福祉士、ケアマネジャー等の有資格者が対応しています。

3、随時訪問サービス

随時訪問サービスは、2で説明した随時対応サービスと連携しています。
連絡を受けたオペレーターの判断に基づき、要請を受けた訪問介護員等が利用者の自宅を訪問するのです。

そして、食事や入浴、排せつ等の必要に応じた支援を行います。

訪問介護サービスの詳細はこちらの記事で解説していますので、ぜひご確認ください。

4、訪問看護サービス

最後に紹介するのが、看護師等が利用者の自宅を訪問し、看護を行う訪問看護サービスです。

具体的な内容として、医師の指示に基づき、療養上の世話や診療の補助を行います。

こちらの記事では、訪問看護サービスについて丁寧に解説していますのでぜひご確認ください。

利用するには?

申請から手続きまで

定期巡回・随時対応型訪問介護看護を利用するには、以下の手順で契約する必要があります。

  1. 要介護1~5の認定を受ける
  2. ケアマネージャーと相談しながら、ケアプランを作成する
  3. 希望する事業所を決める
  4. 事業所と契約を締結する

さらに詳しい手順が知りたい方は、こちらの記事で詳しく紹介していますのでぜひご覧ください。

選ぶときのポイント

事業者を選ぶ際のポイントとしては、定期巡回を受けたい日時に対応してもらえるかどうかを確認しましょう。そのために、どのような介護をいつのタイミングで受けたいのかを明確にするとよいでしょう。

また、事業所との距離も重要なポイントです。
随時対応を受けるとき、距離が近いほど連絡してから対応が来るまでの時間が短くなります。

メリット・デメリット

メリットとしては、いつでも希望する日時で訪問を受けられる点が大きいでしょう。
サービスを利用することで、利用者や家族は安心して在宅介護を続けられるようになります。

一方でデメリットとしては、地域密着型のため事業所と同じ地域に住民票があることが利用条件になる点です。

まとめ

この記事では、定期巡回・随時対応型訪問介護看護について紹介しました。

24時間365日いつでも必要に応じて、対応してくれる安心感のあるサービスです。
要介護度が高い方や独居する方、認知症の方も利用しやすいでしょう。

サービスの内容としては、以下の4種類を組み合わせて受けられます。

  • 定期巡回サービス
  • 随時対応サービス
  • 随時訪問サービス
  • 訪問看護サービス

利用したい場合は、まずケアマネージャーや地域包括支援センターに相談しましょう。
事業所を選ぶときのポイントは、希望日時への対応可否と事業所との距離の2つです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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